〈古今和漢〉万宝全書 【判型】横本13巻13冊。縦107粍。 【作者】不明。 【年代等】享保3年6月初刊（［京都］菊屋七郎兵衛板）。宝暦5年3月改正。明和7年1月再刊。［大阪］柏原屋清右衛門ほか板。 【備考】分類「美術」。第1-3巻：菊本賀保（ヨシヤス）作「本朝画印伝」3冊（絵画）、第4巻：菊本賀保（ヨシヤス）作「唐絵画印伝」1冊（絵画）、第5巻：作者不明「和漢墨蹟印尽」1冊（印章）、作者不明「本朝古今名公古筆諸流」1冊（書道）、作者不明「古筆目録」1冊（書道）、第6-7巻：網干編「和漢名物茶入肩衝（カタツキ）」2冊（茶道）、第8巻：網干編「和漢諸道具見知抄」1冊（茶道）、第9巻：作者不明「和漢古今宝銭図鑑」1冊（貨幣）、第10-12巻：作者不明「古今銘尽」1冊（刀剣）、第13巻：「後藤家彫物目利彩金鈔（メキキサイキンショウ）」1冊（金工）から成る叢書。画・書・茶・古銭・工芸の手引書10種を編集した叢書で、刀剣の銘や印章なども含めて、当時のその方面の一般的知識の様相が知られて、古典文学中に現れる関連諸事項の理解に資する（「日本古典文学大辞典」参照）。 ★原装・題簽付・極美本。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、江戸期原装13冊揃いが、20,000円（小虫）～42,000円】。